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海外留学の際に参考にしたい奨学金制度

海外

奨学金の種類

近年、日本国内にも外資系企業が増えつつある中で、海外留学したい人たちが増えてきましたね。
学生のうちに海外留学できるのは、とても大きな経験となりますが、その分学費もかかります。

しかし、親としてはお金の問題のせいで子供の将来の道を狭めてしまうというのは、なんとしても避けたいところですよね。
そこで、前向きに考えて頂きたいのが、奨学金制度です。

まず、奨学金には返済義務のある「貸与型」と、返済が不要という「給付型」があります。
将来的なことを考えると、もちろん給付型の方がいいですが、その分成績や条件も厳しくなるので念頭に置いておきましょう。

ここでは、いくつかの留学における奨学金制度についてご紹介します。

JASSO(日本学生支援機構)

まず、有名な奨学金の制度はJASSO(日本学生支援機構)です。
JASSO(日本学生支援機構)では留学だけではなく、様々な奨学金の制度をサポートしています。

求められる要件が高いと言うことがデメリットですが、その分手厚い支援を受けることができ、海外留学支援制度(学部学位取得型)が特におすすめです。
これは、修士または博士の学位を取得し、将来的に国や世界のために国際的な立場にたって働くことを望む学生なら応募は可能ですが、その他にも条件が厳しく、学業成績などが英語力など問われます。

また、2019年度の実績より、奨学金月額は指定都市で118,000円、甲地区で88,000円、乙地区で74,000円、丙地区で59,000円と金額も異なり、授業料の支給は年間で250万円が上限となっています。

参照:2020年度海外留学支援制度(学部学位取得型)|JASSO

IELTS奨学金

日本英語検定協会・ブリティッシュ・カウンシルが提供する奨学金制度「IELTS奨学金」などもあります。

日本ではTOEICが主流で、英語能力テストIELTS(アイエルツ)はそれ程メジャーではないかもしれませんが、海外では英語能力テストIELTS(アイエルツ)の成績はかなり信頼されやすく、海外移住の申請もしやすいと言われています。

応募の際には審査があり、まずIELTS 6.0以上(9.0満点中)を取得していることや、留学している間や卒業後もIELTSの広告塔として活躍が見込まれる等の条件に合格する必要があります。

NCN特別奨学金

高校生のアメリカ留学に力を入れているNCN米国大学機構が行っている奨学金制度。
これは、奨学金制度のみの利用はできず、日本人学生受入制度にてアメリカ大学へ留学をする場合に適用になるものです。

参照:留学費用と奨学金|アメリカ大学への進学はNCN米国大学機構

奨学金の支給額は進学した大学によって異なりますが、だいたい年間30単位履修した場合は約70万~145万円ほどが支給されます。
州立大学、私立大学の1年間の授業料だけでも数百万はかかりますので、家計の手助けになることは間違いないでしょう。

また、この特別奨学金とは別に、語学力奨学金制度もあり、高い語学力を有する高校生に対して9万円~18万円支給されるというものもあります。