大学への進学が決まり、実家から通うのが難しい場合、一人暮らしを始めなければなりません。
一人暮らしでは家賃以外に食費、水道光熱費、通信費、家具・家電代など、生活していくうえで色々かかります。
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部屋を借りるための費用について
一人暮らしでアパートやマンションを借りる場合、かかる費用を把握しておきましょう。
不動産屋で部屋を探す場合、大学への通いやすさを考慮して部屋を選ぶことになります。契約したい部屋が決まったら手続きを行い、費用を支払う流れです。
契約時には敷金・礼金、前払い家賃、火災保険料、仲介手数料などがかかります。
物件によっては敷金・礼金がかからないもの、仲介手数料を割り引いてくれる不動産屋もあります。ただし、敷金・礼金がない場合、退去時に修繕費を支払う必要があるので注意したいところです。
他にも寮や学生会館など、一人暮らしほど自由は効きませんが、部屋を借りる費用を抑えられます。
寮の場合、光熱費や食費が込みのところも多いです。特に女子の場合、防犯を考えるとある程度、高くなることは覚悟しておいたほうがいいでしょう。
あるいは家賃を抑えるために少し郊外から通うという方法もありますが、ある程度通学時間や交通費がかかります。
引っ越し費用について
引っ越し費用は実家から一人暮らしをする部屋までの距離や荷物の量で料金が変わります。引っ越し業者へ依頼する前に見積もりを出してもらえるので、なるべく料金を抑えられるところを選ぶようにしてください。
また家具や家電がない場合、新しく買い揃える必要があります。新品でなくてもリサイクルショップを利用したり、先輩・知人から譲ってもらったりして揃えるといいでしょう。
学生マンションなら家具や家電が付いているので出費をかなり抑えられます。
千葉大学(西千葉キャンパス)生のための学生マンション|学生マンションドットコム
1ヶ月の生活費について
引っ越し後、一人暮らしが始まりますが、毎月いくらほど必要になるでしょうか。
総務省の家計調査報告によると家賃の平均は約5万円です。しかし、関東圏だともう少し家賃は高くなります。
一人暮らしの場合、家賃以外にも水道光熱費を支払わなければなりませんが、平均は約1万1,000円です。食費も日中は学食で食べられますが、朝夕は自炊しなければなりません。平均は約2万円となっています。
夏や冬はエアコンや暖房が必要になるため、その分水道光熱費が必要になると考えると節約しながらの生活が必須となるでしょう。