1. >
  2. >
  3. 【比較】東電記念財団の奨学金制度

【比較】東電記念財団の奨学金制度

東電記念財団キャプチャー
画像引用元:東電記念財団公式サイト(https://www.tmf-zaidan.or.jp/)

東電記念財団による奨学金制度とは

日本の産業発展、国民生活の向上に寄与する目的とし、電気、エネルギーに関わる試験研究について女性、国際技術交流援助、さらにこの分野で意欲をもって研究に取り組む大学院生に奨学金給付を行っているのが、東電記念財団です。

研究分野への助成に、未来の研究者育成の為の奨学金制度など、日本未来を見据えた制度が行われています。

そのため、学生以外についても研究助成などは幅広く募集が行われており、審査、選考を行って優れたものに助成が決まるという制度です。

東電記念財団の学生に対する奨学金制度の概要

助成の主旨としては、電気やエネルギー分野において、将来の学術、産業を担う優秀な人材に育成するというものです。
対象分野については、所属研究科の制限などはありません。

応募資格は、まず学業成績がよく人物も優秀で、心身共に健康、さらに大学の推薦を受けることができる方、対象年度に28歳未満であること、国内の大学院博士前期課程に在学しており、博士後期課程に進学希望する物、博士後期課程1年若しくは2年に在学、その後進級を予定している方です。

東電記念財団の奨学金制度の予定件数は5名、かなり狭き門です。
助成期間は、正規の最短就業年限となり3年以内という規定があります。
助成を受けることが決定すれば、月5万ノ助成が受けられ、返却義務や将来進路の制約もありません。

申込みについては、東電記念財団のトップページからIDを取得し、ログインしてから申し込み方法を得ることが必要なので、まずIDを取得してください。

国際技術交流援助も魅力的な援助

国際技術交流を支援する取り組みとして東電記念財団では、国際技術交流援助について、海外渡航、滞在の援助があります。
高い技術を得るため、またこの先、こうした分野で活躍したいという方にとって、非常に魅力ある制度です。

電気、エネルギー関連産業や生活に関わる分野において、調査、研究、成果発表、共同研究などを行うため、海外への渡航や滞在を必要とする方が対象です。

応募資格は国内の大学、大学院、それと同等の研究機関に所属する研究者、また応募時点で大学院生であること、その年度の4月1日時点で40歳未満であることが求められます。

予定件数は各期10件程度で、援助額は、旅費、会議登録費、宿泊費の一部が援助されます。
こちらも東電記念財団のトップページからIDを取得し、その後、申込みについての詳しい方法を確認することになるので、最初にIDを取得してください。

海外で研究したいと思っている方にとって、非常に魅力的な募集となりますので、こうした電気、エネルギーなどの研究をしっかり進めていきたいという方は、募集に応募してみてはいかがでしょうか。