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【比較】青井奨学会の奨学金制度

青井奨学会キャプチャー
画像引用元:青井奨学会公式サイト(http://www.aoishohgakukai.or.jp/)

公益財団法人青井奨学会が行う奨学金制度とは

家計の状況などによって進学したいという強い気持ちを持っていても、進学できない学生が、現代非常に多くなっています。
将来を担う人材が、こうした家庭の経済状況によって未来の夢をつぶされてしまうのではもったいないです。

そこで、社会に有為な人材の育成を行うために、公益財団法人青井奨学会は、大学生、高校生と対象としている奨学金給付事業を行っています。
2012年からは高校3年時予約型の大学給付奨学金制度が導入され、さらに2015年には高校男給付奨学金制度の拡充も図られてます。

青井奨学会の大学給付奨学金の額、また給付期間は?

大学給付奨学金の入学一時金は入学後給付となりますが、30万円です。
月額の給付金額は5万円で、この青井奨学会の奨学金は特別な場合を除き、「返還義務なし」の給付となります。

他の奨学金との併給ですが、「日本学生支援機構、また入学した大学の授業料免除などの学内奨学金」の併用は認められていますが、その他については認めていません。

給付する期間は、入学する大学、その学部によって「正規最短就学期間」となっており最長6年です。

奨学金給付対象となる高校は、青井奨学会による指定となっており、現段階で全国国公立校65校が指定校認定を受けています。

条件に沿っており奨学金を受ける対象となる学生は、奨学金を受けることができますが、奨学生として真面目に勉学に励み、しっかりと学生としての本分を全うしていない奨学生として相応しくないと判断される学生については、奨学金給付中止となることがあります。
また場合によっては、給付済みの奨学金を返還する必用も出てきます。

交流や絆づくり支援事業も積極的に行われている

青井奨学会は社会に有為なる人材を送りたいという事で、奨学金という経済的支援のほかにも、奨学生、また卒業生を含む交流やコミュニケーション等も積極的に行っています。

新奨学生ガイダンスでは奨学会のルールについて説明し、友達作り、またコミュニケーションをうまくとれるようにプログラムガイダンスなどを行っているほか、奨学生全員を対象とし、東京と富山県で毎年1回、集会を行い理事長の講話を聴いたり卒業生による就職などの仕事相談、また奨学生同士が情報交換する場としています。

また奨学財団として全国に先駆け、奨学生の卒業生による同窓会組織を作りました。
1985年からは年1回、同窓会が行われています。
こうした、奨学金を給付するだけではなく、未来にこのつながりを繋げていくことについても積極的な行動をとっている青井奨学会は素晴らしいと思います。

将来をあきらめず頑張って勉強して、奨学生として勉強することができるように、努力していけばきっと未来が開きます。