休息は絶対に必要
短距離走であれば、休息をせずに一気に走り抜けることで記録は上がります。
しかし、受験勉強というのは、短距離走ではなく長距離走であり、とても長い道のりを走り続けなければいけません。
現実的な問題として、ずっと勉強をし続けることは人間には不可能です。
どこかで体力や集中力の限界が生じてしまうため、適度に休んでリフレッシュをすることが大切です。
きちんと休むことによって、再び集中して勉強に取り組むことができます。
勉強をしていて疲れが生じる部分は目です。
ずっと同じ場所を見続けていると目が疲れてしまいます。
勉強の場合は机に向かって参考書や問題集、ノートなどを見ることになります。
これは目に大きな負担をかけてしまいます。
そのため、休息を取る時にはきちんと目を休ませることを考えましょう。
その代わりに、体のきちんと動かすことをおすすめします。
勉強をしている時には、手や目、脳などを使っていますが、逆にそれ以外の部分に関してはほとんど使っていません。
休息をする時に運動をすることによって、気持ちをリフレッシュさせることができます。
飲み物としては紅茶やコーヒーといったカフェインの含まれている飲料をおすすめします。
甘いお菓子を少しだけ食べることもよいです。
逆に休息をするためにテレビを見たり、パソコンを使うのは絶対にやめましょう。
これらは目に疲れを生じさせる原因となるため、実はまったく休息になっていないのです。
眼精疲労を引き起こしてしまい、勉強を再開しても疲れが取れなくなるでしょう。
リフレッシュするための方法
最も良い休息の方法は寝ることです。
たとえば、休憩として20分間昼寝をしてみましょう。
数十分眠るだけでも、脳に刺激を与えることができて、これにより脳機能が高まります。
注意点としては30分以上寝てしまうと、頭がボーっとしてしまうため逆効果です。
音楽を聞くこともおすすめします。
その際には、できるだけおとなしくして静かな音楽をチョイスしましょう。
すぐには眠ることができないという人がいるかもしれません。
昼寝とは、実際に眠りに入らなくても、ただ目をつぶって横になるだけでも十分効果的です。
目を閉じるだけでも人間はα波が出ることが分かっており、リフレッシュできます。
人間の集中力がどれだけ持続するのかには諸説あります。
大体1時間勉強したら、15分から20分程度休むとよいでしょう。
あくまでも計画通りに勉強をして、休息を取ることを繰り返すと効果的です。
きちんと休むのも受験勉強のためになることを覚えましょう。
休息する際には余計なことを考えないようにして、なるべく頭を使わないでおきましょう。
成績の良い人というのは、効率のよい勉強法を実践している人であり、きちんと休むことができる人です。
リフレッシュをすることで学習効率が高まります。