勉強のためにまずは目標を考える
受験勉強を始めるためには、まずは目標を考えることが大切です。
人間というのはやる気に左右される生き物であり、自分が今何のために行動しているのかを常に確かめたいと考えてしまいます。
そして、自分が無意味なことをしていると感じると、途端にやる気を失ってしまうのです。
受験勉強に対するモチベーションを高めるためには、動機付けをきちんとしなければいけません。
自分は何のために勉強をしているのか、その目標や目的がきちんと決まっていなければ、やる気を出すことは難しいでしょう。
何のために勉強をしているのかが分かれば、それを達成するための目標も自然と決まります。
後は、目標を達成するために勉強をがんばればいいのです。
目標がはっきりとしていないと、勉強をいくらがんばったとしても、意味のないものとなってしまいます。
また、何に向かって勉強をしているのかがあいまいになってしまうと、それによってやる気がなくなってしまいます。
目的として、たとえば志望校に合格をしたいと考えたとします。
それでは、その志望校に合格するためには具体的にどのくらいの点数が必要であるのかを考えれば、それが目標となるでしょう。
その後は、目標を達成するためには具体的にどのように勉強をすればいいのかを考えます。
そして、できるだけ詳細な計画を立てておいて、後はそれを実行していきましょう。
目的はできるだけ具体的に考える
目標を立てることが勉強にとって大切であり、目標は目的が決まればすぐに決まることを説明しました。
しかし、そもそも最初の目的を考える段階でつまってしまう方がいるかもしれません。
志望校に合格することを目的にしたとしても、そこから更に先の目的を考えていないと意味がありません。
自分がその大学に合格をして何をしたいのか、何になりたいのかを考えましょう。
大学を卒業した後の就職のことまで考慮に入れると、大きな目的を持つことができます。
受験生の段階で目的をはっきりと考えておかないと、たとえ志望校に合格したとしてもやる気がでなくて困ってしまうでしょう。
よくあるケースとして、受験に合格することだけを目的としている人は、志望校に合格するとそこで燃え尽きてしまい、大学にせっかく入ったのにさぼりがちになったり、バイトに明け暮れたりして、最終的には留年や退学をするケースがあります。
このように目的をきちんと考えていないために、将来のある時点で悩んでしまうことがあるのです。
受験生の頃はまだまだ時間的に余裕のある時期であり、この時に自分の人生全体のことまできちんと考えて、何のために受験勉強をするのかその目的について真剣に考えてみましょう。
目的意識をはっきりと持って勉強している人は、明確な目標を立てて、スケジュールを決めて、それにしたがって勉強をすることができます。