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勉強する時間帯

朝

朝に勉強をする

どの時間帯に勉強をするのかはとても大事なことです。
時間帯によって勉強の効果が大きく異なるということを知っておくべきでしょう。
それでは、どの時間帯に勉強をするとより大きな効果を発揮できるのでしょうか。

実は朝に勉強をするのが最も良いことであるとされています。
朝の勉強のメリットを説明しましょう。
まず、朝というのは睡眠をした直後となっており、脳がとてもよい状態になっています。

人間は寝ている間に起きていた時にしていた経験や記憶などを整理整頓しています。
つまり、起きた直後というのは脳の中がきちんと整理されており、余裕のある状態となっているのです。
このような状態で勉強をするとスムーズに脳の中にさまざまな知識が記憶されるようになります。

夜の場合は、その日にしてきた出来事が頭の中につめこまれている状態となり、記憶をするのが難しくなってしまうのです。
朝と夜とでは学習効果に驚くべきほどの違いがあるのです。
そのため、朝に勉強をすることをおすすめします。

朝は前頭葉の働きが鈍い状態であることが分かっています。
そして、前頭葉の機能が低下している時というのは、記憶しやすい状態になっているということなのです。
たとえば、催眠術をかける時というのは、前頭葉の機能を下げることによって、暗示させやすくなるのです。

前頭葉の機能が低下していると、どのようなことでも頭の中にすんなりと入り込むようになっています。
そのため、朝に暗記科目をやると、どんどん覚えることができるようになるでしょう。
ただし、数学のように論理的な思考を必要とされるものは朝に勉強しない方がよいでしょう。

朝は脳が幼い頃の状態に戻っているということです。
基本的に単純な暗記をするのは子供の方が得意でしょう。
暗記科目をするのであれば、朝が最適なのです。

朝に勉強をするメリット

人間は空腹感を感じている時の方が記憶力が高まりやすいことが分かっています。
空腹感のある時には大脳辺縁系の機能が活性化されている時であり、これは本能に支配されているのです。
動物は生存の危機に陥るとさまざまな機能が活性化されるのですが、記憶力にも同様の効果を期待できるのです。

また、朝は時間がとても限られています。
限られた時間で勉強をするためには集中力が要求されます。
プレッシャーのかかる状態となっているため、これが逆にあなたを集中させてくれるのです。

短時間で勉強をきちんとしようという気持ちが生じやすくなるため、高い集中力を期待できるでしょう。
また、朝の勉強は中途半端になりやすいのですが、これはメリットとなるのです。
人間は中途半端に終わった出来事に関しては、続きが気になってしょうがなくなります。

これは勉強にも当てはまることであり、中途半端に終わらせることによって、早く勉強をしたいという気持ちになれます。
このように朝に勉強をすることというのは大きなメリットがたくさんあります。