難関校を目指すような場合は塾や予備校に通う、
もしくは自宅で学習するという手段に分かれると思われますが、
塾や予備校に通うことについてのメリットやデメリットをしっかり把握しておけば、
自分がどちらの手段を選ぶべきかが見えてくるのではないでしょうか。
メリット
まず予備校などに通う場合のメリットは、勉強に取り組む姿勢をしっかりと持つことができる部分です。
意思が弱い人が自宅学習のような手段を選んでしまうと、日々様々な誘惑との戦いになります。
しかし、予備校という場所に通っていれば、半ば強制的に自分を勉強に向かわせることができるので、
これは特に意思の弱いような人にとっては大きなメリットになるでしょう。
また、塾や予備校に通うにはある程度大きな出費が伴います。
この出費という部分は、塾や予備校のメリットにもデメリットにもなる部分で、
デメリットとして考えられるのが単純に家計に打撃を与えるような金銭面的な問題です。
しかし、このデメリットは考え方によってメリットにもなって、
勉強をする姿勢を作り上げるためには有効活用できます。
大きな出費をかけたのだから、失敗するわけにはいかないという程よいプレッシャーを自分にかけることができ、
これにより勉強に意欲的に取り組むことができます。
参考:大学の費用は高い
逆に自宅学習の場合は、費用がかからない分、余裕が生まれて、
時にはまた次があるというような考え方になってしまったりもするのです。
勉強しなければならないという危機感やプレッシャーは、聞き方によっては悪いことのように感じますが、
受験生に成功したいならば、このような危機感やプレッシャーを糧にすることが重要となっていくことを忘れないようにしましょう。
また、有名な予備校や塾に通うことができれば、
個人では絶対にできないような質の高い授業を受けることができますし、このような部分も大きなメリットです。
デメリット
しかし、そんな予備校や塾にもデメリットがあって、先に挙げたそれなりの授業料がかかってしまうことや、
予備校でできた仲間が勉強を妨げることです。
仲間と一緒に目標に取り組むことはとても良いことなのですが、この仲間意識を取り違えると、
勉強時間が少なくなったりして、逆に勉強が妨げられデメリットになってしまうのです。
次に予備校や塾の選び方についてですが、こちらは自分がいかに納得できるサービスを選ぶかが重要になってきます。
自分との相性を見極めた上で、自分にとって最善の授業を提供してくれる予備校や塾を選ぶ、
予備校や塾選びはこれに集約されているといえるでしょう。
人気の予備校や講師だから自分に合った授業を提供してくれるというわけではなく、
誰にでも相性というものがあります。
自分と講師などの相性を熟知した受験生こそ、予備校や塾選びで成功するのです。
予備校や塾に通うことを考えているのならば、このようなメリットやデメリット、
そして選び方について事前にしっかりと把握し、濃密な時間を過ごせるように工夫しましょう。
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