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学部選び基礎知識

教室

どの大学名かという選択だけで、学部は何処でも大学に受かればいいと思っている人たちもひょっとしたらいるかもしれません。
それは大学選びの正しい選択の方法ではありません。

大学にはどのような学部があるのかしっかり理解しましょう。
あなたの進路を決定するのは大学名ではなく、学部の方かもしれません。

いろいろな学部がある

大学もしっかり現代社会の荒波にもまれて変わろうとしています。
それは大学も少子化によって、定員割れを起こすリスクを抱えているためです。

より注目・関心を得るために、学生のニーズに応えるいろいろバラエティーある学部が登場して来ました。
環境○○学部、そして、グローバル○○学部と言った、今時の多くの学生たちがいかにも関心を持ちそうな学部名が増えてきたのです。

しかし、実際にグローバル○○学部、環境○○学部というのでは、何をここで学ぶか正確に判る訳ではありません。
私達はインターネットの時代にもおり、出来る限り情報を収集して、感覚だけに頼らず大学を見つめることも必要です。

しっかり情報収集する

イメージに囚われることなく、しっかり情報収集して内容を追求しましょう。
したがって、大学選びのスタートは早ければ早いほどいいのです。

遅れればそれだけ情報収集の時間がなく、イメージで大学を捉えてしまうことになります。
文系・理系を決めることからスタートしなければなりませんし、高校一年あたりより、大学に向きあう意識は大事です。

高2・前半あたりでは、興味のある大学・学部・学科の調査をスタートします。
夏休みにオープンキャンパスに参加する積極的モチベーションを持ってください。

それまでいろいろな大学・学部に着目しても構わないですが、高2・後半には、5つ程度には絞るように心掛けてください。
入試科目は大学はもちろんその学部・学科によって異なりますので、高3ではそれに合わせるかたちで履修科目の決定を行っていきます。
高3・前半、夏休み前までに第1志望大・学部を決定します。

高3・秋には併願大学決定

高3・秋には併願大学の決定をします。
そして、センター試験後には、出願大学・学部の見直しなどを行って行きます。

急きょ、出願大・学部を変更するということも、この場に及んで起こることです。
その時に焦らないためにもあらかじめ情報はしっかり整理しておく必要があります。

後悔しない大学選び

ひょっとしたらあの大学に通っていればと言う後悔が後から起こるかもしれません。
あらかじめ情報整理して大学・学部を理解することによって、極力その後悔は回避されていかなければなりません。

ただ学問という切り離された発想は正しい訳ではありません。
大学で好きな勉強をすればいいということではありません。
大学の勉強は、就職とリンクしなければなりません。